​動向・登場人物紹介

​【ダダイズム/DADAISM】

​20世紀初頭、WW1下に起こった芸術思想・動向。

​スイス、フランス、ドイツ、アメリカと世界各地で同時多発的に発足する。

WW1を引き起こしたそれまでの社会、秩序、常識を根底からひっくり返す

攻撃的、破壊的な表現を特徴とする。

DADA相関図.jpg
NYDADA3.jpg

NYダダ/NY DADA

NYで胎動。

自然発生的でグループとして発足・活動していない。

WW1戦場から離れた土地のため、

政治的・社会的な表現・意図は少なく、

従来の芸術の概念をひっくり返すような作品を展開する

​主要人物

マルセル・デュシャン(芸術家)

【代表作品】泉、彼女の独身者によって裸にされた花嫁、さえも

マン・レイ(写真家、芸術家)

【代表作品】涙、アングルのバイオリン

フランシス・ピカビア(芸術家)

​【代表作品】母なしで生まれた娘、ヘラ

パリダダ/PARIS DADA

パリで胎動。

トリスタン・ツァラとやり取りをしていた

詩人アンドレ・ブルトンを中心として活動する。

NYダダと同様、政治的・社会的な表現・意図は少なく、

文学的表現を主とする。

後ツァラと決別し、

ブルトンはシュルレアリスムを創設することになる。

​主要人物

アンドレ・ブルトン(詩人)

【代表作品】溶ける魚、ナジャ

ルイ・アラゴン(詩人)

【代表作品】パリの農夫

ポール・エリュアール(詩人)

​【代表作品】自由

フィリップ・スーポー(詩人)

​【代表作品】ジョルジア、磁場(ブルトンとの共著)

DkumYaQXoAEYsKE.jpeg
ball.jpg

チューリヒダダ/ZURICH DADA

チューリヒで胎動。

​キャバレー・ヴォルテールを開店した詩人フーゴ・バルを筆頭に活動を進める。

トリスタン・ツァラの「ダダ宣言」から、

「ダダ」が芸術動向として始まった。

​主要人物

フーゴ・バル(詩人)

【代表作品】Gadji Beri Bimba

トリスタン・ツァラ(詩人)

【代表作品】ガス心臓

ジャン・アルプ(芸術家)

​【代表作品】臍の上の二つの思想

1tzara.jpg
DADA20196.jpg

ベルリンダダ/BERLIN DADA

ベルリンで胎動。

チューリヒダダで活動していた詩人リヒャルト・ヒュルゼンベックをリーダーとして活動する。

戦場が近く、政治的・社会的表現が他ダダと比較しても強い。

左翼的表現のメンバーとあくまで​美的表現を追うメンバーで

二分される。

​主要人物

リヒャルト・ヒュルゼンベック(詩人)

【代表作品】幸福の夢

ラウル・ハウスマン(芸術家)

【代表作品】機械的な頭部

ハンナ・ヘッヒ(芸術家)

​【代表作品】Cut with the Kitchen Knife Dada through the Last Weimar Beer-Belly Cultural Epoch in Germany

ジョン・ハートフィールド(芸術家)

​【代表作品】ジュネーヴ精神

ジョージ・グロス(芸術家)

​【代表作品】爆発

  • さえずり
  • 1